同じ度数のメガネを作ってもレンズの厚みや

レンズの白い全反射が目立ちにくいという手法があります。

ウスカル会でご紹介するウスカル枠を利用する事で

強度の近視や遠視のメガネでの厚みは驚くほど薄くなります。

それに加えて、アンダーすっきり加工という裏技を用いる事でメガネで気になる

レンズ下方部分の白い全反射がとても目立ちにくくなるのです。

当店やウスカル会のお店ではこのアンダーすっきり加工を用いてウスカル枠で

より見た目のよいメガネ作りを心がけております。

注:この「アンダーすっきり加工」は大阪 アイトピアの岡本氏がかなり以前に
  業界に向けて「日本眼鏡研究会雑誌」にて初めて発表したもので、
  その手法を利用させていただいています。
   
実際にレンズをメガネに加工していれて見ました。

向かって左側が、アンダーすっきり加工を施したレンズで、
右側が普通の加工のレンズです。
白い全反射が左右でずいぶん違います。


こちら側がアンダーすっきり加工
を施してあるレンズ。

こちら側がノーマル加工
のレンズ
わかりやすいように黒いバックで写真を写してみました。

53□17(天地33mm)のフレームに(ウスカル枠ではございません。)
屈折率1.60 非球面プラスティックレンズを入れたものです。

光学中心の高さはレンズセンターより2mm上、厚みは耳側で左右とも4.6mmです。
度数はR=S―4.75
      L=S―4.75 です。

左写真がアンダーすっきり加工を
施したレンズです。下側から耳側に
かけてのレンズの白い全反射が
ずいぶん目立ちにくくなっています。
メガネレンズの白い全反射は見た目も
よくありませんので
この加工をしておくと大変すっきりします。
右の写真がノーマル加工のレンズです。
同じ度数で同じ位置に入れてあるのですが
レンズ下から耳側にかけての白い全反射
が目立っています。
せっかくでしたらアンダーすっきり加工を
したほうがよいと思います。
当店ではウスカルメガネをお求めのお客様、
効果のあると考えられるお客様のメガネ加工には
アンダーすっきり加工を施しております。
度数などの条件によって効果は
変わりますのでご了承下さい。
それではここでアンダーすっきり加工をしてあるものとそうでないものの比較を

角度を変えて見てみましょう。 むかって左側がアンダーすっきり加工のもの。

右側がノーマル加工のレンズです。レンズの白い全反射の具合を見てください。

ほぼ正面から見たものです。レンズの下半分の白い全反射が右側は気になります。
20°くらい斜め上から写真を撮りました。アンダーすっきり加工をしてあるものと
してないもので、ずいぶんレンズ下半分の全反射が差が出てきます。
これだけ違うと「同じ度数か?」と疑ってしまいますね。
45°くらい斜め上から写真を撮りました。一目瞭然。アンダーすっきり加工が
効果的なのがはっきりわかります。
60°くらい斜め上から写真を撮りました。ここまでの角度でもアンダーすっきり加工で
レンズの白い全反射は目立ちにくいのがわかります。
なお、この実物はご来店いただければご覧になれます。